従業員紹介

久留米絣をつくるお仕事に興味をもってくださった方へ、当社で働いている従業員をご紹介いたします。
わたしたちと一緒に、伝統工芸の担い手として“ものづくり”の世界に携わってみませんか。
従業員一同、ともに働く仲間が増えることを楽しみにしています。

田中さん | 機織り(機械織り) 2000年2月入社(正社員) 70代

|入社のきっかけ
地元がここ、久留米絣の産地である筑後で、実家も私が小さい頃までは絣屋さんをしていました。
今はもうほとんど無くなってしまいましたが、昔は近所にも絣屋さんがたくさんあって、
久留米絣はとても身近な存在だったんです。
前社長と私が同級生だった縁で、こちらで働くようになり、もう20年近くになりますね。

|担当している業務
機織り(機械織り)です。
同時に4台の織り機を扱いながら、1日に、無地で約54m、柄がある場合は約40mの絣を織り上げます。

|やりがい
難しい柄がきれいに織れた時は、特にやりがいを感じますね。
また、自分の織った久留米絣がパリで使われているという話を聞いた時は、
すごく嬉しかったです。
近所の人から「あなたは手が良い(技術がある)から、きれいな絣ね」って褒められることもあって、
長年やってきて良かったなと思います。

|今後の目標・夢
ずっとやってみたいと思っていた手織りに、いつか挑戦すること。
それから、久留米絣も後継者不足が深刻なため、次の担い手が育ってくれるのが夢です。

|メッセージ
難しくても、できたときの感動や達成感はすごく大きいですよ。
ぜひ来てください。

永田さん | 仕込み等 2013年4月入社(正社員) 30代

|入社のきっかけ
前職の建設業を辞めて次の仕事を探していた時、たまたま消防団が一緒だった社長に誘われて入社しました。

|担当している業務
織り始めるまでの糸の仕込みや、織り上がった後の最終行程の作業などをしています。

|やりがい
自分たちのつくった久留米絣が本やテレビなどで紹介されているのを目にすると、やはり嬉しいですね。
正直に言うと、この仕事に就くまで、久留米絣は名前を聞いたことがあるくらいの存在でした。
ここが地元で、子どもの頃には、この職場の向かいにある家でよく遊んでいたのですが、
こちらで久留米絣が織られているということすら知らなかったほど。
まさか、自分が伝統工芸に携わることになるとは思ってもいませんでした。
でも、織元で働きはじめてから、友人たちも興味を持ってくれるようになったみたいで、
テレビや何かで見かけると「ここで織られた絣?」などと声をかけてくれるようになりました。

|メッセージ
もしも興味を持たれたのなら、試しに一度やってみたら良いんじゃないかなと思います。
柄によって多少の違いはありますが、基本的に工程はそんなに変わらないので、不安に思わなくて大丈夫。
仕事を覚えると、楽しくなってきますよ。

齊藤さん | つなぎ込み・管巻き 2016年3月入社(正社員) 20代

|入社のきっかけ
昔から「古き良き日本のもの」や「和のもの」が大好きなんです。
久留米絣の産地のひとつである広川町の出身で、地元には絣屋さんがいっぱいあって、
子どもの時からよく遊びに行っていました。
布を見るだけでも楽しくて、絣祭りなどにもしょっちゅう行っては、生地を買い集めたり。
高校・大学はデザイン科に進み、授業で絣に関わることも学びました。
卒業後の進路について、自分は表に立つ仕事より、裏方で支える方が向いていると思い、
(学校の先生からも「根っからの職人タイプ」と太鼓判を押されました)
細々した作業をやりつつ、老後も楽しめそうなものは何かないかなと探していて。
たまたま、染色屋さんでの藍染め体験に行った際、
そちらの代表の方が社長とお知り合いで、こちらを紹介されたのをきっかけに就職しました。
ここには色んな絣があるので、「おお、これは新柄だ!」などとワクワクしながら、楽しく働いています。

|担当している業務
主に「つなぎ込み」と「管巻き」をしています。
「つなぎ込み」は、糸を一本一本結んでいく作業、「管巻き」は、よこ糸を木管に巻いていく作業です。

|やりがい
例えば「つなぎ込み」では、全体で840本〜1200本ほどの糸をつなぐのですが、
その作業を「2時間以内にできるようにしよう」など、
自分なりに課題を設定して、それを達成していくことにやりがいを感じています。
糸は繊細で、ちょっと力加減を間違えるとすぐに切れてしまうため、
細心の注意を払いながらも、効率を重視し、いかに早く正確にできるかを常に考えています。

|今後の目標・夢
若い子たちに、久留米絣を買ってもらえるようになることが一番大事かなと。
絣を買ってくださるのは、やはり30代以上のご婦人の方が多いので、
自分と同じ世代の、10代や20代の人にも見てもらえるようなものをつくれたらいいなと思っています。
また、海外の人たちにも見てもらいたいですね。

|メッセージ
皆さん優しくて、丁寧に教えてくれますよ。
難しそうに見えるかもしれませんが、年齢も関係なくやれる仕事だと私は思います。

⻆さん | 経糸の整経 2016年6月入社(正社員) 50代

|入社のきっかけ
前職も絣の仕事で、整経をしていました。
ちょうど次の職場を探している時に、社長に声をかけてもらい、こちらで働くことになりました。
皆さん良くしてくれますし、和気あいあいとした雰囲気で、
家庭の用事がある時などはシフト等の融通もきかせてくれるので、
とても働きやすい職場ですね。

|担当している業務
「経糸の整経」で、絣を織るのに必要な糸の準備をしています。
前の仕事も合わせると、トータルで20年位、整経をしてきました。
同じ「整経」でも、前の職場とはやり方が違うので、最初はちょっと難しかったのですが、
今は慣れたので大丈夫です。
次の作業の人が困らないように考えながら、1mm単位の調整をしています。

|やりがい
以前の職場は整経だけを行っているところだったため、織る場面などは見ていませんでした。
ここでは、一本の糸が絣になるまで、全体を通して見ることができます。
私が担当している「経糸の整経」の段階では、どんな絣になるのか分かりませんが、
機織りの工程になって、別の色のよこ糸が入ってくると、またガラッと雰囲気が変わり、
「えー、あれがこういう色や柄になるの?」という驚きがあって面白いんですよ。
仕上がった反物を見ると「こんな風になるんだ!」って感動します。

|今後の目標・夢
いつまでも健康でいることです。
身体が動く限りは、長く勤めていきたいと思っています。

|メッセージ
細かい仕事ですが、ずっとやっていれば慣れますよ。
私も出来たから、きっと大丈夫。

橋口さん | 整反(台掛け)・反物干し及び取り込み 2017年4月入社(パート) 40代

|入社のきっかけ
前職は給食の調理員をしていましたが、仕事を変わる時にこちらの求人をたまたま見つけて、
以前から興味のあった布や絣に関わる仕事がしたいと思い、就職しました。
子どもがまだ学生なので、学校行事がある時なども対応してもらえるので助かります。
働きやすくて、良い職場環境だと思います。

|担当している業務
織り上がって湯通しされた反物を、天日に干したり、乾いた反物を取り込んだりする「反物干し及び取り込み」の作業。
それから、完成した反物のキズなどをチェックをしながら、きれいにたたんでいく「整反(台掛け)」をしています。
1日にだいたい48反〜60反ほどを整反しています。(1反=12m)

|やりがい
「整反」は最終行程なので、絣をきれいにたためた時はやっぱり気持ちが良いですね。
また、著名な方とか、有名な企業やブランドからの注文だったりすると、すごいなって思います。
素直に嬉しいですね。

|今後の目標・夢
久留米絣というものは知っていても、どのように作られているのかはご存じない方が多いので、
私もここで勉強して分かった製作工程などを、知人に「こういう風にできているんだよ」と説明してあげると、
「へ~!」って感心されます。
今はまだ、仕事のやり方を教わっている段階ですが、
もっとスキルを磨き、知識を身につけて、一人でも出来るように成長していきたいです。
そして、長く勤めていけたらと思っています。

|メッセージ
久留米絣に興味のある人でしたら、やりがいのある、良い職場だと思いますよ。

井上さん | 荒巻 2017年6月入社(パート) 40代

|入社のきっかけ
前職では着物の仕立てをしていて、織物に興味があったので、こちらに就職しました。
ものづくりが好きなので、さまざまな柄や色の絣が出来上がっていく過程を見るのが楽しいです。

|担当している業務
約800~1200本の糸を、図案通りに柄を合わせていく「荒巻」の工程を担当しています。
1日に行う量は、合わせるのが簡単な柄の場合で、だいたい一巻。(一巻=14反分。1反=12m)

|やりがい
特に、丸の柄が一番難しくて、一巻を合わせるのに2日〜2日半はかかります。
難しさもあるからこそ、きれいに合えば合うほど、嬉しいです。
もともとは織りに興味があって就職して、担当しているのは機織りの工程ではないのですが、
ここに来て初めて「荒巻」という仕事があることを知り、実際にやってみると、
この作業の方が私は好きだなと気づきました。

|今後の目標・夢
この「荒巻」の段階で柄が揃っていないと、次の機織りの工程の方が苦労されるので、
きれいに早く合わせられるようになりたいです。

|メッセージ
昔、テレビで機織りの場面を見て、自分もやってみたいと興味を持ったものの、
伝統工芸の仕事に就くには、知り合いやツテがないと無理じゃないかと思っていました。
たまたま、こちらの求人を見て、自分もこういう仕事ができるんだって知りました。
根気は必要となりますが、伝統工芸に携わっているという誇りも感じます。
職場の仲間も和気あいあいと楽しくやっていますし、やりがいのある仕事だと思うので、ぜひ来てみてください。

*担当業務は2018年5月時点のものです。

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