久留米かすりと筑紫つむぎの織元・久保かすり織物

ごあいさつ

株式会社 久保かすり織物の代表、久保竜二と申します。
福岡県南部の筑後市にある、久留米かすり・筑紫つむぎの織元の三代目です。
祖父の久保敬一朗が戦後すぐに創業し、父の敬昭が二代目として育ててきたこの工場と、
伝統工芸である久留米絣を守らなければという思いから、
10年間勤めていたゼネコンを退職し、2004年にこの家業を継ぎました。

伝統を未来へと残していくためには、現代にマッチした柄や風合いの絣も生み出す必要があります。
新素材を積極的に取り入れ、特殊な糸を用いるために新たな織り方を開発したり、
複雑で高度な技を必要とするため、絣の世界では珍しい麻の糸を使用したり。
新しい柄についても、流行を読みつつ、テーマ性のあるデザインを自ら考案。
作業の効率化や精度の向上をはかるために、図案から独自の設計図をおこすなど、
日々、研鑽に励んでいます。

そして、最も大切にしてきたのは「品質」です。
受けた注文をどれだけ忠実に、高い品質をもって表現できるか。
それが職人として“ものづくり”に徹する上で、一番大切なことだと考え、誇りをもって取り組んでいます。

久留米絣のさらなる進化を目指して。
久保かすり織物はこれからも、多くの人に愛用してもらえるよう、今の時代にふさわしい「新しい絣づくり」に挑戦しつづけます。

久保かすり織物

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